自己愛性人格障害の恋愛の特徴

自己愛性人格障害の恋愛の特徴

自己愛性人格障害の恋愛の特徴について

自己愛性人格障害の人の恋愛

自己愛性人格障害を抱える人の特徴から見ると、人間関係が非常に不器用だということがわかります。とにかく、自分が特別でなければならず、一番でいなければならない、そして、人から指摘されることを嫌うため、社会生活を営む上でそれが支障となって困難をきたします。

 

恋愛においても、一人の人と特別なお付き合いをしていくわけですから、そう簡単なことではありません。特に男性の自己愛性人格障害者の場合、彼女に多くのことを求める傾向があります。「自分以外の男の人と話すことは禁止」、「休みの日は用事を作るな」等と自分以外の男性の人と少しでも親しげに話すと、嫉妬したり、自信を喪失したりすることも少なくありません。

 

そのため、恋愛対象にする女性は、まず、容姿で人を選ぶことは少なく、優しくて控え目で自分の手玉にできるような女性を好むという特徴があります。

 

自己愛性人格障害の人の恋人になったら

自己愛性人格障害の人とお付き合いすると疲れてしまうことがあるでしょう。多くの事を強要されることや、逆に依存されることも多く、接し方が難しいと思われる方も少なくありません。しかし、この障害を自覚している人は少なく、ほとんどの場合は自覚していません。そのため、恋愛関係が煩わしくなったら、自ら別れを告げることも少なくないでしょう。

 

お付き合いしている恋人が万が一このような障害なのではないかと疑いを持った時、長くお付き合いしたいと真剣に考えるのであれば、一緒に医療機関を受診し、2人の関係や役割の見直しを考えることが必要です。自己愛性人格障害の人は、人の感情を理解することが苦手であることも問題であり、そのような一面に対する精神療法を取り入れることで改善されます。治療に対して理解のあるパートナーが居るとより心強いと思います。

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