自己愛性人格障害の人からの被害対策

自己愛性人格障害の人からの被害対策

自己愛性人格障害の人からの被害対策について

自己愛性人格障害は被害者を生む

自己愛性人格障害は、自分自身の性格の問題であるように見えますが、周囲の人々はその障害にはかなり振り回されてしまいます。自己愛性人格障害は本人だけの問題ではなく、その人の周囲の人間を左右する障害と言っても過言ではありません。

 

自己愛性人格障害の人が被害者を作ってしまうという理由はたくさんあるのですが、1つは「嘘」です。自分を良く魅せるために見栄を張ることや、罪から逃れるために人を陥れてしまうようなことがあります。

 

2つ目に「責任転嫁」があり、悪いことは常に人のせい、または環境のせいにすることもこの障害の特徴です。

 

3つ目に、自分が正しいと思っているため、人の意見を聞き入れないどころか、人を非難したり否定したり差別的扱いをして、圧力をかけることもあります。

 

そのため、周囲にいる友人、同僚、恋人、家族が振り回されることが多くあります。脆く傷つきやすい性格であるため、自己を否定された時には暴力的になったり、興奮状態になったり、または鬱状態に陥ることも少なくありません。

 

自己愛性人格障害者からの被害対策

自己愛性人格障害を抱える方は、人から非難されることを嫌います。対策としては、「相手を否定しない」ということが一番であり、とにかく聞く耳を持って受容することが大切です。

 

また、興奮していると感じた場合には、距離を持って接することが必要です。このような障害を持つ人を非難することを勧めているわけではありませんが、自分自身が被害者にならないためには適度な距離を持って関わることが大切かと思います。

 

また、気性の浮き沈みが激しいのですが、落ち込んでいる時こそ、病院受診を勧める機会を作るのに適していると言えるでしょう。

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