自己愛性人格障害の恋愛感情

自己愛性人格障害の恋愛感情

自己愛性人格障害の恋愛感情について

自己愛性人格障害の恋愛と価値観

自己愛性人格障害という病気は、それだけではなく他の人格障害が合併していることや、他の精神疾患を併発している可能性の高い障害です。そのため、恋愛感情というものが人からズレていることもしばしばあるのです。

 

好きになった人が好きすぎて、付きまとったり、電話やメールをしつこくしたり、学校や職場の前で待っているようなストーカーのような行動をされたと言う人も少なくありません。それは、自分が相手のことをすきだから、相手も自分に好意を寄せていると勘違いしてしまい、誇大妄想を働かせている事も少なくありません。逆に、相手を自分の目の届くとこに置いていないといけないという不安からくるものかもしれません。

 

恋愛感情と感情表出

自己愛性人格障害を抱える人は、相手の感情を理解出来ないと言うことが原因で相手に不快な思いをさせることも少なくありません。恋愛でも同じで、自分自身の感情をコントロールできずに不適切な感情表出をしてしまうことがあります。

 

例えば、好きな人と一緒に居たいと思う衝動から、終日監視して相手の気持ちを無視し、自分の欲求だけを表現するのも、その障害によるものです。また、自分の思い通りにならなかったら、暴力的になり、脅してでも相手をコントロールしようとします。この障害を抱える全ての人がこのようになるとは限りませんが、DVやストーカーを行う人には自己愛性人格障害の人が比較的多いという特徴を持つのです。

 

恋愛感情が行き過ぎてしまう可能性と、それが上手くいかない時の衝動的な行動に対しての対策が必要なのは言うまでもありません。逆に、失恋した時には、落ち込みが酷くうつ状態に陥る人が多いのもこの障害であり、精神面は非常に弱くて脆いという一面を持つのです。

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