自己愛性人格障害者同士の結婚

自己愛性人格障害者同士の結婚

自己愛性人格障害者同士の結婚について

自己愛性人格障害者同士の関係

自己愛性人格障害者同士が結婚することがあり得るのでしょうか?この障害について学んでいる人でも不思議に思う方もおられるのではないかと思いますが、実は意外と、この障害の人同士、仲よくしていると言うことが少なくないようです。それから考えると、自己愛性人格障害の人同士が結婚することは不思議なことではないと思います。

 

この障害を発症する原因は幼いころの特殊な環境だということがわかっています。家族から叱られたことがなく、むしろ褒め称えられて成長した方や、逆に親からの愛情を受けないで育った可能性もあります。周囲の人が理解し難いことですが、それが当たり前だと思って育ってきた彼らにしかわからないような環境であり、それを共感できるのは同じ環境で育った人間だけなのです。

 

自己愛性人格障害者同士の結婚

自己愛性人格障害者同士が結婚した場合、どちらも自分自身が相手の特別な存在でありたいという願望があり、夫婦間で対立することが少なくないことが推測されます。

 

お互い、周囲から見下されることが嫌いなことから、生活の中でも見栄を張るようなことがあり、外観の良い家にこだわったり、着るものにもお金をかけたりと派手なものを好むことがあり、浪費にも歯止めがかからなくなることが懸念されます。また、感情の浮き沈みが激しいことから、一方が落ち込むと他方も落ち込み、生活ができなくなることも想定されます。

 

どちらも、自己愛性人格障害とわかっている場合は、特に定期的に医療機関を受診しながら生活のペースを保つことが目標となります。

 

自己愛性人格障害者同士の結婚は心配されることが多くありますが、もちろん、それほど問題なく生活している人だっているでしょう。夫婦で価値観が同じであれば、他人が何と言おうと、本人たちにとってはとても居心地の良いものかもしれません。

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