自己愛性人格障害の人は結婚できないのか

自己愛性人格障害の人は結婚できないのか

自己愛性人格障害の人は結婚できないのか

自己愛性人格障害の人は「自分は特別な存在だ」と思っています。では、その様な考えを持っていると結婚出来ないのでしょうか。
実際の所、結婚出来ている人は多いのです。その代わりに離婚をしている人も多いのです。

 

自己愛性人格障害の人の結婚

「蓼食う虫も好き好き」という言葉がある様に、どんな相手でも相性が合って、結婚に至る人はいます。自己愛性人格障害の人は結婚できない、という事はありません。お互いの気持ちや立ち位置に問題が無ければ、結婚に至る事もあるでしょう。

 

しかし結婚生活を考えれば、様々な問題に直面する事が多いでしょう。

 

夫が自己愛性人格障害の場合、セックスをただのゲームの様に感じている場合が多く、熱中していれば何度でも行いますが、飽きてしまえばセックスレスの夫婦になってしまいます。もし子供が出来た場合、自己愛性人格障害の「自分は特別な存在」という考えのせいで、子育てに全く関わらず、むしろ子育てに熱心になっている妻に対して怒り出す可能性も考えられます。

 

もし自己愛性人格障害の人同士が結婚した場合は、もっと酷い状況になるでしょう。お互いに「自分が一番」である為、結婚生活はあっという間に崩壊するでしょう。

 

夫か妻のどちらかが、もしくは両人が自己愛性人格障害である場合、しっかりとカウンセリングを受けて症状を軽くしていく事が結婚生活を送っていくには大切な事です。

 

結婚とは恋人同士の付き合いとは違い、家族というものを築き上げていくものです。その基盤となるのは夫婦であり、その上に子供が出来ます。家庭環境に問題があれば、子供が何らかの精神疾患や人格障害を抱える事にある可能性が高いです。

 

それは夫または妻が幼少期に受けた親の教育や躾による人格障害と同じです。同じ事を繰り返さない為にも、自己愛性人格障害を抱えている場合はしっかりとカウンセリングを受けるべきです。

 

もし夫(または妻)の自己愛性人格障害の症状が酷く、結婚生活に支障を来たす様であれば、子供が出来る前に離婚を考えた方が良いでしょう。どうしても別れられない場合は、カウンセリング等の然るべき処置を行い、少しでも家庭環境を良くする努力が必要となります。

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