自己愛性人格障害の人に育児はできるのか

自己愛性人格障害の人に育児はできるのか

自己愛性人格障害の人に育児はできるのか

もし自己愛性人格障害の人に子供が産まれた場合、育児は上手く出来るでしょうか。「自己愛性人格障害」を生み出したものは子育ての仕方の問題です。それ程に重要な事が出来るのでしょうか。

 

自己愛性人格障害の人の子育て

自分が自己愛性人格障害である事を分かっていて、カウンセリングを受けていれば多少は問題は無いでしょうが、全く自覚していない場合は「自分が一番」である自己愛性人格障害の親は、子供よりも自分の事を優先してしまいます。

 

その為、妻(もしくは夫)が育児に掛かりきりになってしまう可能性が高いです。そして育児に集中している妻(もしくは夫)に「何故自分の事をかまってくれないのか」という怒りの感情をぶつけて来るでしょう。その上、自分の思い通りに行動しない子供に対しても怒りをぶつけてくる可能性が高いです。

 

また、子供を産んだ後に離婚する事になり、自己愛性人格障害である妻が親権を持つ事になった場合、子育てをしながらも「自分は特別な人間だ」という考えが離れず、何かのきっかけで好意を持てる男性に出会えば、育児を放り投げて男性と会う事に夢中になってしまいます。

 

その為、自分の親や親戚等の周囲のサポートが必要となります。

 

その際、自己愛性人格障害になったきっかけを作った親には、育児をする上で何が問題だったのかはしっかりと伝えておくべきです。そ
して孫に同じ事を行わないように伝えておく必要があります。

 

伝える事は伝えて、周囲に子育てのサポートをお願いし、その間に自己愛性人格障害の症状を改善する為のカウンセリングをしっかりと受ける事が、自分の為にも子供の為にも必要となります。

 

子供が産まれた時点で、自動的に人は「親」という者になります。それは自己愛性人格障害で無い人もそうであり、妊娠期間は「親」になる為の準備期間です。「親」になった時に、どの様な事をすれば自己愛性人格障害になってしまうかは、自己愛性人格障害である人が一番知っている事ではないでしょうか。

 

子供に同じ人格障害を背負わせる事の無い様に、周囲を巻き込んでも精一杯子育てをすれば、良い結果となる可能性があります。

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