自己愛性人格障害の教師・教授

自己愛性人格障害の教師・教授

自己愛性人格障害の教師・教授

教師や教授といった、人に何かを教えるという職業にも、自己愛性人格障害の方はいます。特に公務員である国立・県立・市立の学校に勤めている場合、法に触れるなどといったような、よほどのことをしない限り解雇されたりすることはありませんから、一度教職に就ければ、自己愛性人格障害を理由に仕事を失うことはありません。

 

ここでは、教師や教授といった職についている方が、自己愛性人格障害だった場合について考えてみましょう。

 

自己愛性人格障害と教師、教授

「先生」と呼ばれるような職業は自己愛性人格障害の方にはぴったりかもしれません。生徒たちは全員自分よりも立場が下だと感じることができますし、誰かに何かを教えるというのは、人よりも上に立てているような気がするので、自尊心を保てます。

 

偉い教授だったりすると、どこに行っても(たとえそれが表面的なものだとしても)ちやほやされますから、自己愛性人格障害の方は満足して過ごすことができます。

 

ただし、自己愛性人格障害の方は、支配的な性質がありますから、生徒や後輩、部下たちに好かれているかどうかはまた別の話です。

 

自己愛性人格障害の教師

自己愛性人格障害の方が教師になるとどうなるでしょう。

 

生徒たちが思い通りに動かなければ、突然怒り狂ったりするかもしれません。また、生徒たちをえこひいきするようなこともあるかもしれません。特に、自分の受け持ちのクラスに、優れた能力を持った生徒がいると、表面的にはわからなかったとしても、陰で嫌味を言ったり冷たくあつかったりということもあるかもしれません。

 

生徒に対しては平等に接するのは難しいでしょう。ですが、そうだったとしても、大きな問題さえ起こさなければ、そのまま教職を続けていけます。

 

生徒には、怖がられていたり、遠巻きにされていたりと色々でしょう。

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