自己愛性人格障害の芸術家

自己愛性人格障害の芸術家

自己愛性人格障害の芸術家

自己愛性人格障害は、普通の会社でサラリーマンとして働くと、周囲も自分もさまざまな面でストレスを感じることがあります。特に周囲には嫌な気持ちにはさせやすいでしょう。

 

では、例えば芸術家のように1人で働くような職業であればどうでしょうか。

 

ここでは自己愛性人格障害の方が芸術家である場合について考えてみましょう。

 

芸術家は自己愛性人格障害の人に向いているか

芸術家という職業は、自己愛性人格障害の方に向いている職業なのでしょうか。その答えは、才能と努力が伴っていれば、向いていると言えるでしょう。

 

自己愛性人格障害かどうかは、芸術的なセンス、才能があるかどうかには関連していません。そのため、自己愛性人格障害であったとしても、芸術的な才能に恵まれた人というのは存在します。

 

そういう方にとっては、芸術家という仕事は天職になるでしょう。芸術家という職業は、自分を中心に行うことができるからです。作業は一人で行うことが多いため、他人が思い通りにならないことに悩まされることが少なくなります。

 

また、能力があるのであれば、周囲に評価もされますから、欲しい称賛を得ることができます。

 

芸術家が向いていない場合

もちろん、自己愛性人格障害の方がいくら芸術家になりたいと思っても、その職業では成功しない、若しくは全く評価されず、ストレスを抱えてしまうような場合もあります。

 

それが、芸術家としての才能が足りていなかったり、努力を怠っていた場合です。

 

自己愛性人格障害の方に「芸術家が向いている」というのは、あくまでその作業のスタイルのことであって、すべての自己愛性人格障害の方が芸術家になれるわけではありません。

 

しかし、自己愛性人格障害の方は誇大した自己像があるため、芸術家の才能があると思い込んでしまうようなケースもあるでしょう。こういうケースが自己愛性人格障害の方が人格障害のために苦しむような状況ではないでしょうか。

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