自己愛性人格障害の治療は、まず自覚させることが必要

自己愛性人格障害の治療は、まず自覚させることが必要

自己愛性人格障害の治療は、まず自覚させることが必要

自己愛性人格障害の治療のまず第一歩は自覚させる事です。自覚が無い状態で治療を行おうとしても本人が嫌がり、治療が進みません。

 

では、どの様に自覚させるべきでしょうか。

 

自己愛性人格障害を自覚できるのか

自己愛性人格障害だけで無く、その他の人格障害を負っている人は、自己洞察する事が出来ず、自分が他人からどう受け止められているのかが分かりません。また、自己愛性人格障害の場合、「自分は素晴らしい人間」と思い込んでいる為、自己愛性人格障害である事をそのまま指摘すれば激しく怒り出すだけです。

 

また、その状態は歳を重ねるごとに強くなり、中年と呼ばれる位の歳になってしまった場合は、自覚させる事はまず難しいでしょう。それは自己愛性人格障害ではない人でも中年位の歳になれば、今まで培ってきた人生経験を元に性格を作り上げる為、急に性格を変える事が難しい事と同じです。

 

その為、自己愛性人格障害である人がまだ若ければ、すぐに指摘して自覚させる必要があります。

 

非常に難しい事ですが、自覚させなければ一生自己愛性人格障害を抱えたままの状態で生きていく事となります。他人であれば出来るだけ関わらなければ良い話ですが、自己愛性人格障害である人が家族の場合や恋人である場合は、どんな手を使ってでも症状を良い方向へ向かわせたいと思うものです。

 

自己愛性人格障害は他人からの信用を失うきっかけになったり、うつ病や不眠症等を併発してしまったりと、良い事は何も無いからです。

 

少しずつ近づけていく方法を使う

まずは当人に「自己愛性人格障害」という人格障害があると言う事を認識させましょう。会話の中に人格障害の事を混ぜて話してみたり、本を読んでもらうのも良いでしょう。

 

そしてその流れで「自己愛性人格障害の診断チェック」をさせてみて、当人がどれだけチェック項目に当てはまる行動をしているのかを認識させてみましょう。

 

また、当人の心を傷付ける覚悟を持って、あえて当人の性格面や仕事(勉強)面での欠点を挙げて「自分はそれ程優れた人間ではない、とは言え、ひどく劣っているという訳でもない」という事を理解してもらう必要があります。

 

少しずつ「自己愛性人格障害」という名称と内容に触れさせ、自分がそうであると言う事を徐々に自覚させていく事が良いと思われます。

 

とは言え、自分を酷く卑下しない様にする必要もある為、出来るだけ早い段階で専門家によるカウンセリングを受けられる様に用意もしておきましょう。

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