自己愛性人格障害とADHD

自己愛性人格障害とADHD

自己愛性人格障害とADHD

ADHDとは

ADHDとは発達障害の事で、注意欠如性他動障害の特徴が割合に強くみられます。ほとんどの場合にはADHDだけではなく、ASDと呼ばれる自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群やLDと呼ばれる学習障害の特徴も併せて身まれます。

 

ADHDは、多動性・衝動性と注意力の障害を特徴とする行動の障害になります。米国精神医学会で採用された障害名で、他動性障害という名称が多く用いられ、学童期には男児に多く男女比は3〜5:1と言われています。

 

症状の表れ方としては、不注意、他動性、衝動性になります。不注意というのは、細かい事に注意をすることが出来ないという事で、周囲の刺激に気が散ってしまい異、注意を持続できない傾向にあります。日常生活では、やり始めたことをやり遂げることができなかったり、言われていることを聞いていなかったり、忘れ物や落し物が目立つといった兆候があります。

 

多動というのは「活動の過剰」という事を指し、動き回ったり、身体の一部をクネクネ・モジモジ動かすなどの傾向が見られます。

 

衝動性としては、結果を考えずに行動し自分や他人が危険にさらされてしまったり、物を破壊してしまうという行動を起こしたりします。順番を待つことが出来ない、人の妨害をするなども多動に入ります。

 

自己愛性人格性障害とADHDについて

自己愛性人格障害と発達障害との関連ははっきりとは解明されていません。しかし、影響し合っているのではないかと考えられています。

 

自己愛性障害の場合には、乳幼児期に親からの共感が得られなかったからという説があります。

 

ADHDについては、「育てにくい子」という印象を親が持ってしまい、共感を与えられないことがあると言われています。年齢に釣り合わないほどの注意力散漫で落ち着きがなく、衝動的に行動してしまうという特徴を持つため、社会的な活動で影響が出やすくなります。

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