自己愛性人格障害とPTSD

自己愛性人格障害とPTSD

自己愛性人格障害とPTSD

自己愛性人格障害の方は、PTSDである方も少なくありません。また、自己愛性人格障害の方に苦しめられた方もPTSDに陥ってしまうことも珍しくありません。

 

ここでは自己愛性人格障害とPTSDの関係を掘り下げてみましょう。

 

PTSDとは

PTSDは日本語では、「心的外傷後ストレス障害」といいます。強いショック体験や、精神的ストレスがトラウマになり、時間が経ってからも恐怖心が残り続けるというものです。PTSDになるきっかけは、自然災害、暴力、事件・事故などといったものだと言われています。

 

自己愛性人格障害の人とPTSD

PTSDになるきっかけというのは、前述で挙げたような、誰しも強烈なショックを受けそうなことなのですが、自己愛性人格障害の方は、そうでもないような状況でPTSDになってしまいます。

 

これは、自己愛性人格障害の方が傷つきやすいことに起因しているでしょう。自己愛性人格障害の方にとって、自分の信じる理想的な自分が崩れるというのは、とても大変な経験です。

 

そのため、普通の人なら傷ついて落ち込みはするものの、PTSDにはならないような状況で、自己愛性人格障害の方は恐怖を感じ、PTSDを発症してしまうのです。

 

自己愛性人格障害の人がPTSDの原因になる場合

それとは別に、自己愛性人格障害の方から長期間精神的、身体的なDVなどを受け続けたりすると、それがPTSDの原因になることもあります。

 

それほど、自己愛性人格障害の方の言動というのは、ときに度を超えてしまうのです。

 

自己愛性人格障害の方の言動が原因で、PTSDになってしまったのではないかと思うのであれば、その方からは距離を置き、病院で検査を受けてみることをおすすめします。

スポンサーリンク