自己愛性人格障害の職場の同僚への対処法

もし職場の同僚が自己愛性人格障害の場合、どの様な付き合い方をしていけば問題を起こさずに仕事が出来るでしょうか。

初めて会った人に対して「自分は自己愛性人格障害です」と言う人はまず居ません。その為、職場の同僚が自己愛性人格障害である事に気が付くのは、一緒に仕事をし始めてから数ヵ月程経過した頃に違和感を覚え、疑い始めてからになる人が多いでしょう。

自己愛性人格障害だと気が付いた時点で、すぐに今後の付き合い方や対処法について考える必要があります。

同僚と一緒に働いていく内に、ついついプライベートな事を話してしまっている場合がありますが、自己愛性人格障害だと気が付いたら、それ以降はプライベートな情報を与えない様に対処する必要があります。

もし同僚が羨ましがる様な生活をしていた場合は妬まれ、逆にあまり良くない状況であれば、周囲に悪い噂を吹聴して廻っている可能性があります。

一度口に出してしまった事は諦め、それ以上のプライベートな話はしない様にしましょう。

また、他の人の悪口を言われた場合は「この人の言う事は間違っている」と認識し、「その様な話は好きではない」と無関心である事を伝える様にしましょう。

また、相手が気付かない様に少しずつ距離を取る様にし、仕事に関する話以外はしない様にしましょう。

しかし、急に距離を取ったり、他の職場の人に相手が自己愛性人格障害である事を広めると、相手から敵視され、陥れるためのターゲットにされてしまう可能性があります。場合によっては過去に話したプライベートな話を基にモラハラをされる場合もあります。

その為、もし自己愛性人格障害と気が付く前に仲が良くなってしまった場合は、プライベートで連絡を取る機会を少しずつ減らして行き、最終的には連絡を取らない様にする必要があります。

また周囲の人に対して、自分は相手を敵視していない、相手に関しては無関心であるスタンスを取り続ける必要があります。そのスタンスは相手に自然に伝わります。自己愛性人格障害の人は自分に対して無関心である人は嫌う為、離れていくでしょう。