自己愛性人格障害の親と絶縁するには

自己愛性人格障害の親と絶縁するには

自己愛性人格障害の親と絶縁するには

自分の親が自己愛性人格障害であるという場合、結婚相手とは違って他人なわけではありませんから、対処が難しいかもしれません。しかも、自己愛性人格障害の親の子は、親の支配下にいることも多く、逃げ出すというような発想にならないかもしれません。

 

ここでは、自己愛性人格障害の親との絶縁について考えてみましょう。

 

自己愛性人格障害の親

自己愛性人格障害である親に育てられていると、長い間それが平均的な平和な家庭ではないということに気づかず、親がそういう態度なことは普通なことだと思ってしまうでしょう。

 

親が普通ではないと気づくのは、周囲の家庭と比べるような出来事があったときなどでしょう。そのとき、自分の親が何かがおかしいと気付いたからといって、すぐに絶縁を考えるようなことにはなりませんよね。

 

しかし、自分を見直すきっかけにはなるでしょう。何故自分は辛い思いをしているのか。何故親に辛くあたられたり、馬鹿にされたり、支配的な行動をされるのか。そういったことを考えるにつれて、親が自己愛性人格障害であると気づくでしょう。

 

親に言われるままに、自分はダメな人間だと思い込まされていた場合は、特に早く親から離れる必要があります。

 

絶縁は必要なのか

親が自己愛性人格障害の疑いがある場合、可能であれば距離をおいた付き合いをすることをおすすめします。特に、支配的な性格の親だった場合、大人になってからも様々な面で搾取されたり、辛い思いをさせられるでしょう。

 

自己愛性人格障害にもタイプや程度の差があります。もしも、本当に精神的に大きなダメージを負っていて、それが親が原因だという場合は、絶縁を考えてみてもいいでしょう。

 

絶縁といっても、血は繋がっていますから、何かの折に役所などから連絡が行くこともあるかもしれません。しかし、連絡先を教えず、住民票もロックし、遠いところに住んでしまえば、絶縁をすることは可能です。

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