自己愛性人格障害の一人暮らしの様子

自己愛性人格障害の一人暮らしの様子

自己愛性人格障害の一人暮らしの様子

自己愛性人格障害の人は、他人に興味がないのにも関わらず、他人が必要でもあります。自己愛性人格障害の人は、構ってもらいたがりなので、他人がいなければ、不安になってしまうのです。

 

そんな自己愛性人格障害の人が一人暮らしをしたら、どうなるのでしょうか。ここでは自己愛性人格障害の人の一人暮らしについて考えてみましょう。

 

自己愛性人格障害の人が一人暮らしをすると

自己愛性人格障害の人でも、通常どおり一人暮らしは可能です。仕事や学校に行けば、いくらでも他人はいますし、一人暮らし自体で孤独を感じることはないでしょう。

 

外面が良いこともあり、鋭い人には勘付かれてしまいますが、気が優しい人とは仲良くなれますから、常に孤独というわけではありません。

 

ただし、それは若いころに限ったことです。年齢を重ねると、その異常さが際立ってしまうため、周囲が離れていきます。また、周囲も家庭を重視するようになり、友達も少なくなるでしょう。その状態で、自分は独身でしかも一人暮らしという場合は、非常に虚しさを感じ、それが原因で他の精神疾患を患ったり、依存症になったりするのです。

 

自己愛性人格障害は孤独に耐えられない

前述のとおり、自己愛性人格障害の人というのは、他人が必要です。そのため、孤独には耐えられません。特に、今まで結婚をしていて、離婚となり、一人暮らしが始まったという場合は、職場などにターゲットを見つけたり、同僚などに依存するようになるかもしれません。

 

若しくは自分の両親と一緒に暮らし始めたりということもあるかもしれません。ですが、両親というのは、先にいなくなりますし、その年代になってからの自己愛性人格障害の人というのは、誰にも相手にされなくなってしまいます。

 

そうなってくると、誰彼構わず傲慢に振舞ったり、当たり散らしたりするような人も出てくるのが、自己愛性人格障害です。

スポンサーリンク