クレーマーは自己愛性人格障害の可能性あり?

クレーマーは自己愛性人格障害の可能性あり?

クレーマーは自己愛性人格障害の可能性あり?

飲食店や販売店、果てはソーシャルゲームの運営まで、サービスを提供する業種では必ずと言って良い程「クレーマー」が存在します。

 

クレームの中にはサービスの提供方法に問題がある為に発生したクレームや業界を発展させるきっかけになるクレームが含まれる場合が多くあり、クレーマーをぞんざいに扱うべきではありませんが、中には理不尽なクレームを言い続けるクレーマーが居ます。

 

そのクレーマーが自己愛性人格障害である可能性があります。

 

クレームを言い続ける自己愛性人格障害

自己愛性人格障害の人はどんな事でも自分の思い通りにならないと気が済まないという特徴があります。自分の事だけを考え、他人に迷惑をかける事については何も考えません。

 

その為、飲食店で出された食品を口にした後に「味が気に入らないから返金しろ」と要求したり、販売店で商品を購入して使った後で「気に入らないから返金しろ」と要求したりする事は珍しくはありません。

 

提供した側はすでに口にしているから、またはすでに使用しているから返金は出来ないと対応しても自己愛性人格障害の人は引っ込みません。対応した人よりも立場が上である人に対応させる様に訴えます。

 

対応する人が変わっても「返金しろ」と言い続け、その上「客を馬鹿にしているのか」「最悪な店だと周囲に言い触らすぞ」等の文句を付け加えてきます。

 

この行為は「お客様は神様である」という間違った考え方を持っているせいもあります。

 

以前、ある衣料品販売店へ穴が開いた商品を持ち込み「購入した商品が不良品だったから商品の代金と交通費を返金して謝罪しろ」と要求し、店員を土下座させて写真を撮り、その画像をインターネット上で公開した人が居ましたが、自己愛性人格障害の人がこの様な行動を起こす可能性は否定できません。

 

現在は誰でも簡単にインターネット上に文章や画像を公開する事が出来る為、脅し文句に使える上に実行する事も出来ます。(その行為は犯罪となる場合があります)

 

飲食店と販売店を例に出しましたが、それ以外の業種(役所、病院、銀行等)でも理不尽なクレームを言う人が居ます。対応した側の都合を全く考えずに「自分の思い通りにする」という事に固執する場合、自己愛性人格障害である可能性があります。

 

自己愛性人格障害の人だけではなく境界性人格障害の人も悪質なクレーマーになる場合があります。

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