自己愛性人格障害の人の破滅的な生き方

自己愛性人格障害の人の破滅的な生き方

自己愛性人格障害の人の破滅的な生き方

自己愛性人格障害である方は、しばしばドラマティックで破滅的な行動を取ってしまいます。これに付き合いつづける周囲の身近な方々も、精神的に病んでしまうこともよくあることです。

 

しかし、自己愛性人格障害の破滅的な行動についてわかっていれば、少しは楽になるかもしれません。ここでは、その破滅的な行動というのがどういったものかご紹介していきます。

 

自己愛性人格障害における破滅的な行動とは

自己愛性人格障害である方々は、身体的な暴力(DV)をしてしまうのはもちろん、目に見えるものを手当たり次第破壊したり、大声で喚き散らしたりという行動を取ってしまいます。

 

普通の方でも「キレる」ということはありますが、その際にも世間の常識や、周囲の目を一応は気にしているでしょう。ですが、自己愛性人格障害の方は、そういったことが関係なくなってしまいます。止めようとすると逆効果で寧ろこの破滅的な行動がエスカレートしてしまうのです。

 

また、こういった破壊行動以外にも、自己破滅的な行動を取ってしまいます。それが、自傷、自殺未遂、なんらかの中毒などです。
破壊行動にしても、自己破滅的な行動にしても、日常的に行っていると本人だけでなく、家族まで破滅に追いやってしまうことになります。

 

破滅的な行動への対処法

残念ながら、周囲が自己愛性人格障害の方の破滅的な行動・生活態度を止めようとすればするほど、本人はどんどんそういった行動を取ってしまいます。

 

専門医療機関で治療が出来るのなら、それが一番良いのですが、そうではない場合は全てに対して淡々と接することです。

 

大声を張り上げようが、自傷行為をしていようが、冷静に淡々と対処しましょう。周囲の方が慌てたり必死になったりするとエスカレートする代わりに、相手にしてもらえないとわかれば、そういった行動を取らなくなることもあります。

 

また、専門家のアドバイスを受けられるのであればそれに越したことはありません。自己愛性人格障害は、本人の協力が得られないことが多く、治療が大変困難ですが、対処法に関してはアドバイスがもらえる場合もあるので、一度そういった機関を探してみましょう。

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