自己愛性人格障害の人に感じる違和感

あなたの周囲にいる方が、もしかして自己愛性人格障害かもしれないと思ったら、あなたの感じる違和感を基準に判断してみてもいいかもしれません。

自己愛性人格障害の方は、障害ではない方には理解できないような行動をとることもありますから、その違和感は、当たっているかもしれません。

ここでは、自己愛性人格障害の方に感じる違和感について掘り下げていきましょう。

違和感を感じる自己愛性人格障害の行動

自己愛性人格障害の特徴に見られるような行動は、障害のない方でもすることがあります。ですが、その度が過ぎていたり、いくつかの行動を頻繁に行っていて、なんとなく普通とは違うような違和感を感じるとき、その方は自己愛性人格障害かもしれません。

自己愛性人格障害の方に対して違和感を感じる時とは、大げさである、同じ話をなんどもする、良い人に見えるのに何だか信用できない、虚言癖がある、感情の起伏が激しい、ストーカー気質である、人への執着心が強い、行動が演技っぽい・・・などの時ではないでしょうか。

特に、その会話の仕方には違和感を感じることが多いでしょう。誰かに対して執着し攻撃したり、なんでも大げさに話したりしていると、受け手はなんだかおかしいと感じます。

悪口を言うときも、容赦なく、罪悪感も感じていないようだったりします。感情に欠陥があるのかな？と不安になることもあるでしょう。
そして、自分が理想通りにできなかったことに、後付けで理由をつけたりする行動も、違和感を感じるのではないでしょうか。例えば、自分が何かできなかった時に、何故か周囲の所為にしたりします。

違和感を大切に

人間は人それぞれ違うものですから、少々自分の理解の範疇を超える行動をしていたからと言って、障害があったり、性格が悪いというわけではありません。

ですが、こういった違和感を頻繁に感じるという場合は、注意が必要です。特に、長い付き合いになる知人友人に対して、違和感を感じている場合は、先入観が邪魔しているわけではありませんから、その違和感は本物です。

自己愛性人格障害かどうか、周囲が断定することはできませんが、そうである可能性がある場合、その方とは一定の距離を置いてうまくつきあっていきましょう。

自己愛性人格障害の人に感じる違和感