自己愛性人格障害と演技性人格障害の違い

自己愛性人格障害と演技性人格障害の違い

自己愛性人格障害と演技性人格障害の違い

自己愛性人格障害の他に、演技性人格障害(演技性パーソナリティ障害とも呼ばれています)という障害もあります。この2つにはどの様な違いがあるでしょうか。

 

演技性人格障害とは

演技性人格障害とは、他人の関心や注目を浴びる事に過剰な関心を抱く人格障害で、関心や注目を求めるあまり、自分の価値や立場を損なってしまったり、他者からの信用を無くしてしまったりする事もあります。

 

演技性人格障害の人は外見や性的魅力に重大な関心を持ち、それが自分の価値だと思い込んでいます。演技性人格障害の人はうつ病や不安障害を併発する事が多く、外見は明るく魅力的に振舞うのですが、急に塞ぎ込んだり、虚無感に襲われたりする場合があります。

 

またその名の通りに、演技をしているように芝居がかった行動を取ったり、すぐに興奮したり、物事に過剰反応したりする事がよく見られる特徴です。これは他者からの注目を引く為に行っている事です。また自分への関心を集める為に身体的外見を用います。(派手なメイクや性的な興奮を誘うような服装を着用する等)

 

以前「小悪魔」という言葉がブームになりましたが、まさに演技性人格障害の典型的なタイプです。

 

自己愛性人格障害と演技性人格障害の違い

自己愛性人格障害は女性よりも男性の方が多いという特徴がありますが、演技性人格障害の場合は男性よりも女性の方が多いという点で違いがあります。

 

また、自己愛性人格障害の場合は「常に人から見られている」「周囲の人から嫉妬されている」と思い込んで神経質になってしまい、イライラしてしまう事がありますが、演技性人格障害の場合は常に不特定多数の誰かから見られている状態、注目されている状態を欲します。

 

また、自己愛性人格障害の人は自分が完璧である為に、または自分の理想通りの自分である為に嘘をつく事がありますが、演技性人格障害の人は自分に注目させる為に嘘をついたり、自分を実際以上の存在に見せる為に嘘をつきます。また、印象的ではあるのに中身の無い話をしたり、芝居がかったような演劇的な表現を使って会話をします。

 

また、自己愛性人格障害の人は人付き合いの面では、自分の事を褒めてくれたり、自分がコントロール出来る人を近くに置きますが、演技性人格障害の人は、他者との関係を実際以上に親密だと思い込み、一度会っただけの人を親友の様に下の名前で気軽に呼んでしまう事があります。

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