自己愛性人格障害の人の演技

自己愛性人格障害の方の行動は、しばしば大げさだったり、日常生活上やらない行動だったりします。それは、まるでドラマから出てきたような行動なこともあるでしょう。

自己愛性人格障害の方の行動は、演技のような言動が多いのですが、それは具体的にはどういった行動なのでしょうか。

演技のような自己愛性人格障害の行動

自己愛性人格障害の特徴の１つに、わざとらしく、演技臭い言動があります。自分を良く見せたいという欲求があるため、良い人アピールを頻繁にします。独り言のようにつぶやくこともありますし、今であれば、FacebookやTwitterなどで、良い人アピールをするような投稿を頻繁にしたりということもあるでしょう。

人の目につくために、わざと大げさな動作をしたりしますし、必要だと感じれば心に思ってもないことでも、良いことを言ったりします。

また、ドラマや漫画などを見て、憧れた言動があれば、それを真似たりするため、それが演技的に見えたりします。

構ってアピールも男女問わず激しいでしょう。直接は言わず、遠回しにアピールしてくる辺りも演技的に見えます。

演技性人格障害との違い

前述のような特徴は、演技性人格障害と呼ばれる障害にも見受けられる行動です。では、自己愛性人格障害とどう違うのかと言うと、この演技のような行動という点では、とても似通っているので難しいところです。

自己愛性人格障害には男性が多く、演技性人格障害には女性が多いというのが１つの違いです。

また、自己愛性人格障害の方は、自分がコントロールできる相手や、自分を称賛してくれる相手とばかり付き合いたがりますが、演技性人格障害だと誰に対しても馴れ馴れしい態度だったりします。

いずれにしろ、演技のような言動が多いという場合は、この２つのどちらかが疑われます。

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